前回の記事からの続きです。
こちらの記事を読んでから、読み進めることをおすすめします。
以下、エコー写真や流産に関する記述がありますので、苦手な方やストレスを感じる方はご遠慮ください。
流産発覚後初めての受診
心拍が再開してるといいな、なんて神頼み的なことを思いましたが、そんなことはありませんでした。
赤ちゃんの辺縁がぼやーっとしているのは、徐々に溶け始めているそうです。
残酷ですね。
稽留流産
心拍が止まった赤ちゃんは、母体にとっては異物なので、早めに外に出してあげなければならないそうです。
でないと、急な大量出血や感染症のリスクが増大するとのことで、流産発覚から一週間で手術することになりました。
準備
- 同意書にサイン、ハンコ。
→私が務める病院ではハンコは不要だったので、夫に押してもらうのを忘れて大変でした。なんとか、電話で確認して手術ができるようになりました。 - ショーツと夜用ナプキン2〜3個。
→手術後の出血に備えて。 - 着替えと靴を入れる袋。
→日帰り手術だったので、個室があるわけではなく。手術中の付き添いも禁止だったので、着ていた服と靴を入れる袋を用意しました。 - 貴重品は最低限
→ナースステーションの近くの部屋でしたので、泥棒が入ることはないでしょう。しかし、最低限のみ持参するようにとの注意でした。
私は暇つぶしにKindleを持参して、読んでましたが頭には入りませんでした。
当日の流れー日帰り手術ー
8:00
診察券だして、案内を受け、家族の付き添いはなく、日帰り手術の控室へ。
オリエンテーションやら同意書の確認をしました。
9:00
手術台に上がって、点滴挿入。
医師が来て、膣が開きやすくするように処置をしました。グイって感覚がして痛かった。
病室に戻ってひたすら、待機。
13:00
再び呼ばれて、手術台に。
麻酔をかけられ、意識がだんだん薄れました。
14:00
気がついたら、控室に戻ってて、吐きそうになりながらオエオエしつつ、お腹も痛くて辛かったです。そうだ…顎関節症の手術後も気持ち悪くて大変ったのを思い出した。
15:00
看護師が術後の経過と出血量の確認をしにきました。
軽食を食べて、帰宅していいとのことです。
手術のショックでなにも喉を通らないと思いきや、朝以来なにも食べてなかったので、ぺろりと平らげました。図太いものです。
16:00
支払いをして、おくすりをもらって、夫の迎えを待って、タクシーで帰宅しました。
術後経過
その日からすっかりとつわりはなくなりました。
身体は正直なものなのですね。
お腹に赤ちゃんがいなくなった喪失感は計り知れませんでした、、、その後も急に悲しくなって泣いたことは数回あったかな。
術後用に子宮収縮剤と抗生物質の内服が出されました。
費用
当日の精算は2万円でした。
健康保険使用の3割負担です。
手術後1回目の受診
手術後4日で再診。
エコーで子宮の状態を診察、収縮の具合がイマイチということで、子宮収縮剤を追加で処方されました。
体調はお腹がしくしく痛むことはあっても、体調がものすごく悪いわけではなかったので生活も仕事もできました。
術後の出血も生理のような感じでした。
手術後2回目の受診
前回の受診から2周間で再診。
エコーをとって、子宮の収縮具合を確認。経過に異常はないとのことで、今回で終了となりました。
今後は生理が2〜3回来たら、妊娠しても良いよということだそうです。
生理がきた
2月に入って、術後はじめての生理がきました。
手術でダメージを受けた子宮ですが、ホルモンもちゃんと出てたようで生理が来て一安心しました。
さいごに
私は10週間だけ、母だった。
身の回りに妊産婦さんはたくさんいるけど、妊娠がトツキトオカ継続できるのは奇跡なんだな、と改めて思いました。
春から夏にかけては結婚式や新婚旅行で慌ただしくなるので、落ち着いたらまた妊活しようかな。
長文となりましたが私の私的な日記にお付き合いしてくださり、ありがとうございました。